V.A. / Cover Story Japan [Book] - Muro氏、須永辰緒氏、DJ JIN氏、黒田大介氏など日本を...

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2,000円(税込2,200円)

定価 2,838円(税込3,122円)



Wax Poetics別冊「カヴァー・ストーリー」の日本版です。Muro氏、須永辰緒氏、DJ JIN氏、黒田大介氏など、日本を代表する錚々たるディガー12名が、それぞれ20枚のレコードを持ち寄って完成させた1冊ですが、ただ単にレア、というだけの括りや、成り行き任せのページ構成ではないのがさすがWax Poetics。各選者が、アートワークやデザイン、テーマなどで関連性のある2枚のジャケットを1セットとして選盤し、見開きで掲載。ページを繰る度に、そこには見る側の想像力を膨らませる1つの物語が。「Cover Story」というタイトルの意味を深く体感できる貴重な1冊です。



【Cover Story Japan 選盤者12名】
DJ JIN DJ JIN
ジャケット・デザインも良ければ、中身の音もいい。中古盤屋でこれらのレコードを見つけたら、即買いです。そもそもハードルの高い企画だったし、目と耳の肥えた人が見るに違いないから、そういう面では恥ずかしくない盤を選んだつもり。とはいえ、レア盤自慢にはならないように、比較的手に入れやすいレコードを選んだ。少し頑張ればゲットできるはずだから、実際にレコ屋に行って、掘り当ててほしいね。
Tatsuo SunagaTatsuo Sunaga
全体的なテーマとしては「ジャズのサウンド・スケープ。現場から聴こえてくる音」です。トリオ、カルテット、クインテット、ビッグバンドと編成は多様ですが、そういったジャケットに加え、各楽器パートにもスポットを充て、ジャケットから音が聴こえてくる様な構成になってるかと思います。加えてダンサーやスコアを書いている苦悩みたいなところまで踏み込んでストーリー性を持たせてます。やれと言われればもう10ページくらいはイケますよW。
MUROMURO
20年以上ヒップホップをメインに、ブラックミュージックを掘り聴き続けて、ヒップホップのクリエーターにとって、レゲエのダブが非常に重要なポイントだと言う事に、最近気が付つかされ、自然とレゲエの盤が多くなってしまいました。。僕にとってヒップホップの魅力は、音同様に手作り感や、コラージュ感なので、今回は、そういった物を基準に、味のある手書きのイラスト物などを多めに選盤してみました。
Mitsuru OgawaMitsuru Ogawa
全体的なコンセプトはありませんが見開きで対照となるジャケットを掲載しています(例:道路標識、in the Pool、with Banana、蛇、女性宇宙飛行士、公衆電話BOXなど)。ジャケのアートワークがテーマなのでそれぞれのサウンドには関連はなく、ジャズ、フュージョン、ソウル、ファンク、ラテン、ロック、サイケなど様々です。あと、ジャケを見ながら楽しめる作品が多いです
K-PrinceK-Prince
テーマは特にないですが、ビジュアル的にも音的にもヒップホップの一言でくくられている事は間違い無いです。
Daisuke KurodaDaisuke Kuroda
今回は“原則として”普段からクラブでプレイしたり、家でよくリスニングしているものの中から選盤しました。あとは出来るだけジャンルを横断できるように。なんかジャケでDJをしてる気分でした。
Naoki Ienaga Naoki Ienaga
50年代からジャマイカ音楽に脈々と伝わる伝統的なテーマをそれぞれ紹介しています。ハイレ・セラシエ、ブラック・コンシャスネス、ルーツ、試作ジャケット、ジャマイカン・ジャズ、スラックネス、ガンマン、ハーブ、反逆の精神、ラガマフィンといった内容。これを見ていただき、レゲエの素晴らしき世界を様々な人と共有できればHAPPYです。
Toshio “Bing” KajiwaraToshio “Bing” Kajiwara
レコードがダンボール積み上げ状態だったのでエラい騒ぎに。しかも、やればやる程ランダムで意味不明な世界に突き進んでしまった。「えっ何で?」というのもあったと思いますが、その辺はトワイライト・ゾーンへようこそってことで。ジャケを見る目が少し変わったのか、最近ナイスなマッチに気付くことが増えました。これって感性トレーニングにかなりイイかもですね。
Masanori IkedaMasanori Ikeda
編集部の方からネタ感、ブラック感や内容にこだわらずグラフィック感で選盤して欲しいとの事でしたので自宅内レコードでジャンルレスにアートワーク繋ぎしてみました。ま、結果ゲットしてもE盤ばかりですが...自宅で普段掘らない所も掘ったので、ダストアレルギーが...決死の選盤作業の成果を御覧下さい。
JAMJAM
黒人音楽独特のハイ・センスで、ヘタウマで、おバカだけどロマンティックなジャケットを回遊してみました。対照的なグループ名による対照的なジャケットなんかにも是非気を留めてみてください。
Hiroko OtsukaHiroko Otsuka
色味、形、自然、人、目ヂカラ、横顔。以上がわかりやすいキーですが、USものと和ものを並べてみたり、ブルーノートの2セットと、和ものの2セットを丸と三角のイメージで並べてみたり、しました。同じ似たアングルで、黒人と白人ならべてみたりしてその違いも比較してみました。すべて好きなもので、ジャズメインですが、白人もあり、メジャーレーベルもマイナーものもあり、近年のものもあり、。比較的よくプレイするもので選曲のイメージと同じようにセレクトしました。
Masashi FunatsuMasashi Funatsu
なかなか見た事がないジャケットを中心に(レアじゃなくとも)インパクトのあるジャケットを選別しました。また、定番ジャケの色違いなども数枚選別しています。見て頂ければわかりますが、多分ニヤけてしまうラインナップになったと思います。

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